「次の家族旅行、どこへ行こうか?」と考えたとき、僕自身の頭にパッと浮かんだのがタイでした。
日々の忙しさを忘れられる南国のビーチ、世界遺産級の寺院、子どもが大喜びする動物とのふれあいスポットが
ぎゅっと詰まっていて、なおかつ日本語対応の医療機関や親切な人が多い――これって家族旅行向きだよな、と。
実際に行ってみると、想像以上の楽しさと安心感がありました。
タイを家族旅行に選ぶ理由

ビーチリゾートや歴史のスポットなど豊富なアクティビティ
タイの魅力を一言で考えると難しいですが、「アクティビティの宝庫」ということは間違いありません。
ビーチ派の方にはプーケットやサムイ島がぴったりです。 青い海と白い砂浜で、子どもは砂遊びに没頭し、
大人はパラソルの下でのんびり読書、といった南国リゾートの理想的な過ごし方が叶えられます。
歴史や文化に興味があるご家族は、タイの寺院を巡る旅がおすすめ。 バンコクやアユタヤの寺院群を歩いていると、
金色に輝く仏像や独特の建築美に目を奪われます。 僕の場合は、寺院巡りの合間に屋台でココナッツアイスを
買ってほおばりながら移動するという、のんびりした旅スタイルがツボでした。
親日性の高さと安心できる医療体制
海外旅行となると「言葉が通じるか」「病院はどんな感じか」という不安がよぎりますよね。 特に、小さな
子どもや高齢者の両親がいるとなおさら。 幸いなことに、タイは日本人にとってはかなり親切な国です。
都市部の病院やクリニックでは日本語も通じるところもありますし、僕の友人は子どもの急な発熱で
お世話になったそうですが、通訳の方がいてスムーズだったようです。
家族みんなが楽しめる都市の魅力:バンコク・プーケット・チェンマイ
- バンコク
高層ビルと歴史的な寺院が並ぶエネルギッシュな街。BTSやMRTなどの公共交通機関が集中しているので、
渋滞を避けつつ観光名所を効率よく回れます。巨大なショッピングモールではあらゆるジャンルの店が
整っており、子どもは遊び場、大人はお買い物で飽きる暇がありません。 - プーケット
白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がるリゾート。ダイビングやシュノーケリングに挑戦するも良し、
ビーチでバナナボートに乗っても良し。夜にはビーチ沿いのレストランでシーフードを堪能するなど、
南国リゾートらしいものが楽しめます。 - チェンマイ
北部に位置するチェンマイは、のんびりした雰囲気と豊かな自然が魅力。象とのふれあい体験や
ナイトマーケットでの食べ歩きなど、独特の文化に触れられるスポットが多数。
具体的な旅行の計画の立て方と予約のコツ

家族向けモデルコース・日程アイデア
- 5泊6日プラン(バンコク&プーケット)
まずはバンコクで2日間ほど観光を楽しみ、寺院巡りやショッピングをしたら、3日目以降はプーケットへ行って
リゾート滞在、最終日にバンコクに戻って帰り、流れというが定番です。 都市観光とリゾートビーチの
両方を楽しめるので、家族内で「海派」「街派」に分かれていてもバランスよく楽しめます。 - 3泊4日プラン(バンコク中心部)
短期ならバンコクを拠点にするのがおすすめ。 寺院を巡ったり、1日だけ郊外ツアーに出かけたり
コンパクトに楽しめます。
お得な航空券・宿泊施設の探し方
- 格安航空券のリサーチ
旅行が決まったらまずは飛行機のチケット探し。LCC(格安航空会社)が就航している都市も多いので、
セール情報や早割を随時チェックしてみてください。 - ファミリールームやコンドミニアムタイプの宿泊施設
キッチンや洗濯機がある部屋だと、子どもの食事や洋服の洗濯問題をスムーズに解決できます。
僕の家族は子どもが牛乳大好きなので、すぐ近くのスーパーで買ってきて部屋の冷蔵庫に常備していました。
交通手段(BTS・Grabなど)と家族旅行専用の割引パッケージ
- BTS・MRTでラクラク移動
バンコク市内は渋滞のイメージが強いですが、BTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)を使えばノンストレス。
子どもは景色を見ながら「次は高架を走ってる~!」とちょっとしたアトラクション気分になるみたいです。 - 配車アプリGrabの活用
タクシー配車アプリが使えるので、土地勘がないエリアでもスムーズに移動できます。
行き先を地図上で指定するだけなので、「運転手さんに道を伝えられない…」という不安も激減。 - 家族旅行のパッケージプラン
航空券や宿泊、空港送迎をセットにしたプランがあると、一度に予約できます。
特に人数が多い場合は割引率が高いこともあるので、旅行代理店や比較サイトをチェックしてみると
意外な掘り出し物が見つかるかも知れません。
家族旅行で気を付けたい安全・快適対策

熱帯気候への対処:服装・水分補給・食事管理
タイはとにかく暑いです。初めての方は想像以上かもしれません。 日中は汗が噴き出すほどなので、帽子や
サングラスなどの日焼け対策と、こまめな水分補給が超重要です。 ミネラルウォーターやスポーツドリンクを
持ち歩くのがおすすめです。 食事は基本的においしいものばかりですが、スパイシー料理が苦手なら注文前に
「マイペッ(辛くしないで)」と伝えましょう。 子ども向けには、日本食レストランやファストフードも
充実しているので、あまり心配しすぎなくても大丈夫です。
寺院巡りの際のマナーと文化的ルール
華やかな寺院が多いタイですが、神聖な場所であることをお忘れなく。 肌の露出が多い服装はNGなので、
ショートパンツやタンクトップの上に羽織る物を用意すればいいでしょう。
また、靴を脱ぐシーンも多いので、脱ぎ履きしやすい靴があると便利です。
子どもや高齢者が安心して過ごすための医療・保険情報
海外旅行では予期せぬトラブルも多いので必ず保険に加入しておくのが鉄則。
実際の体験談や口コミから学ぶ失敗・成功エピソード

SNSやブログでチェックしたいリアルな声
ガイドブックや公式サイトだけではわからない情報は、
実際に家族旅行を経験した人のブログやSNSが大変役に立ちます。
トラブル事例とその対処法
- 言語トラブル
主な観光地は英語が通じやすいですが、ローカルエリアでは通じないことも。 そんなときのために、
オフラインでも使える翻訳アプリをダウンロードしておくと便利です。 親切な地元の人が身振り手振りで
助けてくれる場合もありますので、こちらも笑顔を絶やさずコミュニケーションしてみましょう。 - 体調不良や食あたり
暑さに加えてスパイシーな料理が多いので、お腹が弱い方は特に気をつけてください。 アイスコーヒーや
生ジュースをたくさん飲んでお腹を冷やしてしまうこともあるので、ほどほどに。
思い出をより充実させるアクティビティ・レストラン情報
- 実際に動物にエサをあげたりショーを見たりする体験型もあるので、思い出が一気に増えるはずです。
- ローカルフード&スイーツ巡り
タイは何と言ってもフルーツが豊富です! 特にマンゴーやドラゴンフルーツ、パイナップルが驚くほど
甘いです。屋台で売っているロールアイスを試してみたり、パッタイをつまんだりするのがいつも楽しみです。
長時間移動も快適に!おすすめ旅行グッズ

家族分用意したいネックピローで疲れを軽減
フライトやバス移動が長いタイ旅行では、ネックピローが神アイテム。 特に子どもはついウトウトして
首がカクッと落ちるなんてことも。 僕も最初は「かさばるし、なくてもいいや」と思っていたのですが、
使ってみると快適すぎて手放せなくなりました。
暑いタイで使える携帯クーラーや冷却グッズ
暑さ対策には、携帯用扇風機や冷却タオルがあるとめちゃくちゃ助かります。
持ち歩くのは面倒に感じるかも知れませんが、実際使うと快適さが全然違うんですよね。
パッキングキューブ・収納バッグ
家族旅行は人数が多い分荷物も増えますが、パッキングキューブを使うだけで驚くほどスッキリ整理できます。
まとめ:安心・快適なタイ旅行で家族の思い出を作ろう

家族旅行でタイへ行くメリット
ビーチ、リゾート寺院巡り、街歩き、動物とのふれあい――これだけ色々な楽しみ方ができる国は
そう多くありません。 さらに、日本語対応の医療機関があるなど安全面も整っていて、不安が少ないのが
タイの大きな魅力です。 初めての海外家族旅行としても安心して選べる国として、胸を張っておすすめします。
情報収集と快適グッズの併用で不安解消
事前に調べていただければ、移動や宿泊、食事の選択肢は豊富にあるはずです。 実際の体験談や口コミを参考に
して、ご家族にぴったりなプランを作ってみてください。 そして、ちょっとした工夫(ネックピローや
冷却グッズなど)を取り入れるだけで、長時間移動や暑さによるストレスも大幅に軽減できます。
みんなが笑顔になれるタイ旅行を計画しよう
家族と一緒に過ごす時間はかけがえのないもの。 だから、旅先の選択や準備で失敗したくないと思うのは
当然ですよね。この記事を参考に、あなたの家族にぴったりのタイ旅行を計画してみてください。
帰国後に「また行きたいね」と自然に言い合えるような、素敵な旅になりますように。
僕も次はチェンマイでまた「デジタルデトックス」を試してみたいと思っています!