僕は学生時代に初めてタイを訪れたとき、テンションが上がって荷物の準備をおろそかにした結果、
現地で「これがない…あれがない…」とバタバタしました。そんな苦い思い出を踏まえて、
「事前の持ち物準備って本当に大事だな」と痛感しているんです。
タイは綺麗なビーチや歴史ある寺院、活気あふれる街並みなど、魅力が盛りだくさん。
楽しいタイ旅行に向けて、これから紹介するアイテムをぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 基本的な持ち物

パスポート
僕は海外旅行の際、いざ空港のチェックインカウンターに着いたら「アレ、パスポートがない…?」と
焦ったことがあります。家族が急遽持ってきてくれたんですが、あのときは寿命が縮んだ気がしました。
また、うっかり切れていたり、必要な残存期間が足りなかったりする場合があるので、期限が6カ月以上
残っているかどうか早めに確認を。僕の友人は現地でパスポートを紛失し、一時帰国となった経験が
あるのですが、パスポートのコピーを持っていたことで再発行がスムーズになったそうです。
航空券とホテルの予約確認書
最近はスマートフォンだけで表示映できるとはいえ、紙に印刷しておくと安心感がまるで違います。
現地の空港やホテルでWi-Fiが繋がらなかったり、スマホの電池が切れたり、
スマホの画面がバキバキで見づらくて読めない!なんてこともあります。
現金・クレジットカード・キャッシュカード
VISAやMastercardのようなメジャーブランドを複数枚持っていると安心です。
また、タイではクレジットカードが使える場所も多いですが、屋台やローカルマーケットとか現金オンリーの
ところもまだまだあります。僕はいつも「屋台飯を楽しむ」にある程度バーツを用意しておきます。紙幣って、
持ってるだけでワクワクしませんか? 財布を複数に分けたりなど、防犯対策もしておくと安心です。
両替は空港よりも街中の両替所のほうがレートが良いことが多いです。少額ずつ数回で両替するのがおすすめ。
キャッシュカードを持って行く場合は海外ATM対応かどうか事前に銀行に問い合わせを。
海外旅行保険
ケガや病気だけでなく、飛行機の遅延やロストバゲージにも備えられるものだとより安心です。
保険証は必ず紙ベースで持参しつつ、スマホやクラウドにもコピーして行きましょう。
熱中症で病院に駆け込むことだってあり得るので、万が一に備えて損はありません。
セキュリティポーチ
貴重品を肌身離さず持ち歩くことで、スリや置き引き対策になります。
ウエストポーチや首から下げるタイプなど、好みに合わせて選びましょう。
2. タイで調達できるものと持っていくべきもの

タイで手に入るもの
バンコクのような大都市にはセブンイレブンなどのコンビニが本当にたくさんあります。
日本同様に充実していて、日用品や軽食、お菓子なんかも豊富です。 僕がタイに初めて行ったときは、
暑さに負けてアイスを毎日のように買いに行ってました。 洗面用品や洗濯用洗剤なども現地で簡単に
ゲットできるので、「足りない場合は現地調達」のスタンスでも十分OKです。
日本から持参した方が良いもの
- 常備薬
頭痛薬や胃腸薬など、なじみのある薬を用意しておきましょう。 現地の薬局で買おうとすると、
英語も通じなくて、どれを買えばいいのか困る可能性があります。 - 虫除けスプレー・日焼け止め
蚊に刺されたらしばらくかゆみと戦うことになります。 また日差しもあるので、日焼け止めがないと
気づけば真っ赤に…。 僕は一度焼きすぎて、ホテルで寝て過ごしたことがあります。 - ネックピローなどの旅行快適グッズ
長距離フライトは、どうしても首や腰が負担を感じがち。
3. 季節と気候に対応した持ち物

夏の服装
タイは一年を通して暑いですが、想像以上に蒸し暑い日も多いです。
- 通気性の良い服
リネンやコットン素材のシャツやパンツは汗をかいても割と快適。
夏場の日本の感覚で服を選んでおくと間違いないと思います。 - 通気性のある靴やサンダル
足元が蒸れると想像以上に不快なので、通気性の良い靴やサンダルを用意しておくと便利です。履き慣れない
サンダルで歩き回ると靴擦れのリスクがあるので、少し履き慣らしてから持っていくのがおすすめです。
翌日まで靴が乾かないとテンション下がるので、2足は持っていきたいところです。
雨季に備える
タイの雨季(5~10月頃)は、突然のスコールに驚かされます。
- 折りたたみ傘やレインコート
「おっ、晴れてるな」と思ったら、あっという間にドシャ降りになるのがタイの雨季。
笑えるくらい降るので、傘とレインコートはバッグに入れて準備しましょう。 - 撥水性バッグカバーやジッパー付きビニール袋
カメラやスマホが水浸し…なんて危険は避けたいですよね。
4. 健康管理アイテムとトラブル防止

常備薬と応急処置キット
- よく使う薬類
慣れない食事や気候が続くと、思わぬタイミングで体調を崩しがち。
胃腸薬はもちろん、普段から常用薬やアレルギーがある方は忘れずに。 - 応急措置セット
絆創膏や消毒液は、ちょっとしたケガや靴擦れに。 ちなみに僕は旅先で新しい靴を履き始めて
靴擦れを起こし、歩くたびに痛くてつらい思いをしたことがあります…。
衛生用品
- ウェットティッシュ・消毒ジェル・マスク
最近はどこへ行ってもマスクや除菌は必須になりがち。
特にローカルフードを満喫したいなら、屋台で食べ歩きする機会も多いはず。
ショッピングモールや公共交通機関で手やテーブルをサッと拭ける除菌ウェットティッシュは必須です。 - 飲み水:タイの水道水は直接飲まないのが無難です。コンビニや屋台で安いミネラルウォーターが買えます。
トラブル防止に備えて
- 緊急連絡先リスト:大使館の電話番号、クレジットカード会社、保険会社などをスマホと紙の両方に
メモっておくと、万が一スマホを紛失しても対応できます。
5. 電源と通信関連の準備

充電アダプター・変換プラグ
タイの電圧は220V、プラグ形状の種類は日本にはA、B、C型があります。プラグ(A型)がそのまま
使える場所も多いですが、100%ではありません。 滞在先のホテルでは「コンセントが合わない… 」
となると、スマホもカメラも充電できずに詰んでしまうので、変換プラグは必ず用意しましょう。
- マルチタイプの変換プラグ:異なるプラグ形状でもカバーできるので便利。
- USBポート付きの充電器:スマホ、タブレット、カメラなど同時に充電でき小さなストレスから解放されます。
- モバイルバッテリー:写真撮影やSNSアップで思いのほか電池消費しますよね。
SIMカードやWi-Fiルーター
- 現地SIMカード
タイの空港や街中のキャリアショップで簡単に購入できます。
値段が比較的安いので、SNSや地図アプリを頻繁に使うならかなりおすすめです。 - ポケットWi-Fiルーター
友人同士や家族で行く場合は、ひとつルーターがあると複数端末を同時に接続できて便利です。
特に移動中、意外とみんながスマホを使いたがるんですよね。バッテリー切れにはご注意を。
6. 文化や習慣に配慮したアイテム

寺院訪問時の服装
タイは仏教国で寺院や神聖な場所が多くあります。派手すぎる見た目や露出の多い服は避けるのがマナーです。
羽織りものや長ズボンは1枚持っていれば、寺院以外にも高級レストランのドレスコードにも対応できます。
- 肩や膝が隠れる服
男性でもハーフパンツやタンクトップがNGになる場合があるので注意。
一度僕が七分丈のパンツで寺院に行ったところ、「ギリセーフ」って顔をされました。 - スカーフやストール
女性は特に肌の露出を控える必要がありますので、サッと羽織るものがあると便利です。
室内の冷房が強い場所でも役立ちます。
チップ用の小銭
レストランやホテルのポーターなどにチップ文化があります。小銭を作っておきましょう。
7. まとめ:しっかり準備してタイ旅行を満喫しよう
最初にも言いましたが、「持ち物ひとつで旅の充実度は大きく変わる」と考えています。 特にネックピローや
アイマスクなどは、長距離飛行時の神アイテムと言っても過言じゃないですよね。体力を温存しながら
「次はどこへ行こう?」とわくわくできるので、本当にありがたいです。
タイ旅行を楽しむためにも、今回ご紹介した持ち物をしっかりチェックしてみてください。
事前にしっかり準備しておけば、現地ではおいしいものや素敵な景色をたくさん満喫できますよ。
最高の思い出を作ってくださいね!