2泊3日の旅行だと「あとちょっと、ここも行きたいのに!」ってこと、多いですよね。でも、やっぱり
お金も浮かせたいし、限られた時間も効率よく使いたい…そんな地味な努力(?)が必要になります。
2泊3日のタイ旅行でどのくらいの予算が必要か、そしてどうやって節約しながらも楽しめるか、
僕の体験談を少しずつご紹介していきます。
タイ旅行2泊3日の予算相場を知ろう

まず、大ざっぱでもいいので「いくらくらいかかるのか」を把握しておくと、計画が立てやすいです。
僕も最初のタイ旅行では、航空券だけ調べて「意外と安いじゃん!」と浮かれていたのに、
準備を進めるうちに「宿泊費や食事代もあるよね…あれ?」と焦ったことがあります。
全体的な費用の目安
2泊3日のタイ旅行だと、1人あたり7万~9万円程度が相場と言われています。 もちろん、エアラインや
ホテルのグレード、シーズンによってはもっとかかることもあれば、安いこともあります。
- 「ちょっと豪華なホテルに泊まっておいしいものを食べたい!」なら10万円近くになるかも
- 「屋台メインでOK、LCC使います!」なら7万円以下も狙えるかも
どこに一番お金をかけたいのかはっきりとさせておくと、無駄な出費が抑えられるかもしれません。
航空券が予算を大きく左右
- ハイシーズン(年末年始、GWなど):往復で5万~7万円
- ローシーズン(雨季など):3万~5万円
航空券が、旅行代金の半分以上になることはほとんどありません。
格安航空会社(LCC)のセールを狙って、3万円以下でタイまで飛べることもあります。 僕は以前、LCCで
バンコクへ行ったとき「スーツケース預けると追加料金か…」と手荷物だけで行ったら、帰りにお土産を
買いすぎて鞄がパンパンになった思い出があります。 結果、オーバーして追加料金発生でした…。
宿泊費のグレード別の相場
タイでは、安宿から超高級ホテルまで幅広くあります。
- 安宿・ゲストハウス:1,500~3,000円/泊
- 中級ホテル(3~4つ星):5,000~8,000円/泊
- 高級ホテル(5つ星など):1万円以上/泊
僕は普段は中級ホテルを選ぶことが多いです。 立地によっても価格は変わるので、
あまり安すぎると交通費がかさむ場合もありますのでご注意ください。
食費・交通費・通信費・海外保険の目安
- 食費:屋台やフードコート中心なら1日1,000円前後でもOK。
レストランに入ると、1食1,000円以上になることも。 - 交通費:BTSや地下鉄は1回100円前後。タクシーやトゥクトゥクは交渉で変動。
- 通信費:SIMカードやポケットWi-Fiレンタルで1日百円~。
- 海外旅行保険:2泊3日なら2,000~3,000円程度が目安。
万が一の入院費などを考えて、ここはケチらないほうが安心です。
パッケージツアー vs. 個人旅行:費用とメリットの比較

僕が初めて海外旅行に行きはじめた頃は、迷わずパッケージツアーにお世話になっていました。
正直、英語力にも自信がなかったし、初めての異国で全てを一人で手配するのは不安ですよね。
でも慣れてきたら「どこに行くかは自分で決めたい!」という気持ちも大きくなりました。
パッケージツアーのメリット・デメリット
- 航空券とホテルがセットで手配が楽。
- まとまった料金になっているので予算が立てやすい。
- ガイド付きや送迎付きプランもあるので、言葉や移動に不安がある人には助かる。
- 行程が決まっているため自由度が低い。
- 料金に含まれていないオプショナルツアーなどが割高になるケースも。
個人手配のメリット・デメリット
- 航空券やホテルを比較サイトで見てみると、お宝価格でゲットできることがある。
- スケジュールや観光地を自分好みにアレンジできる。
- 思い立った時に予定を変更できる。
- 予約ミスやトラブル時のサポートがないので、すべて自己責任になります。
- 英語やタイ語での対処が必要になる場面も多い。
自分に合った旅行スタイルの選択
- 初めてタイに行く、または言葉の壁が心配→パッケージツアー
- 旅慣れていて、自分で動くのが好き→個人手配
ただし、2泊3日という短い日程なら「とにかく面倒なことは避けたい」という理由で
パッケージツアーにするのも全然アリだと思います。
2泊3日のモデルコースと予算配分

ここでは、僕が実際に回ったことのある2泊3日プランをサンプルとして紹介します。 もちろん
「もっと自然が見たい」方や「絶対にビーチリゾートに行きたい」方もいると思いますので、
そこはアレンジしてみてください。
初日:移動と市内観光を効率良く楽しむ
- 午前~昼:日本からバンコクへ(早めの便を利用すると到着後に余裕ができて◎)
- 午後:ホテルチェックイン後、ワット・ポーやワット・プラケオなど寺院巡り
- 夜:カオサン通りで屋台飯&ビール、ナイトマーケット散策
初めから張り切りすぎると翌日疲れてしまうので、僕はあまり詰め込みすぎないようにしています。
予算目安:寺院の入場料+食事・交通費で2,000円~3,000円程度。
2日目:主要観光スポットとグルメ巡り
- 午前:アユタヤの遺跡や水上マーケットなど、郊外ツアーに参加
- 午後:バンコク市内でショッピング(MBKやターミナル21など)
- 夜:チャオプラヤー川沿いのディナークルーズ、またはルーフトップバー体験
2泊3日のメイン観光日と言えばこの2日目。 ちょっと移動が多くなるかも知れませんが、
手配ツアーを使えば効率的に回れます。
予算目安:ツアー代4,000~7,000円+食費・買い物費。 ここは個人差が大きいですね。
最終日:ショッピング&帰国準備
- 午前:ホテルをチェックアウトして、最後の買い物やマッサージ
- 空港へ移動し、そのまま午後帰国
最終日は意外と時間がないです。
僕はいつも「昼過ぎのフライトでも、気づいたら慌てて空港に向かってる…」というパターン。
予算目安:お土産代や交通費で3,000~5,000円ほど。
ただ、調子に乗ってショッピングしたら簡単にオーバーします(笑)。
オプショナルツアーやアクティビティの取り入れ方
2泊3日だとスケジュールがギュウギュウになりがちなので、「あれもこれも」は禁物。僕は初めて行く場所なら、
絶対に行きたいところを1~2か所決めて、あとは道中で観光するほうが満足度が高いです。
詰め込みすぎると移動で疲れるし、結局「どこ見たかったっけ?」と記憶があいまいになることも…。
旅費を抑えるための節約術

ここからは、費用を最低限に節約したい人向けに、僕が実践している(あるいは失敗から学んだ)
テクニックをまとめました。
オフシーズンを狙うタイミング
タイの雨季(5~10月頃)は観光客が避ける分、航空券やホテル代が下がる傾向にあります。
「雨の観光って大丈夫?」と心配になるかも知れませんが、スコールが一時的に降るだけで、
一日中降り続くわけじゃないことも多いです。
格安航空会社(LCC)の活用法
- セール情報を逐一チェック(SNSやメルマガ登録が便利)
- 機内持ち込みサイズで考える
- 機内サービスが有料ですので、食事や飲み物は必要に応じて買っておいてください
LCCはシートが狭かったりサービスがあったりしますが、短時間のフライトなら「まぁなんとかなる」と思える
ことも多いです。 座席指定は有料でも「足元広めシート」を選べる場合もあるので、長身の方は検討する価値あり。
宿泊費を安く抑えるコツ
- ゲストハウスやホステルなど安宿を探す
- 比較サイトのセールやクーポンを利用
- 立地をチェックして、無駄な移動時間・移動費をかけない
安宿は、「清潔」「立地」「セキュリティ」が最低限クリアできればアリだと思います。
逆に、あまりに中心地から離れていると交通費がかさむし、時間ロスも多いので、結果的には高くなることも。
現地での食費・交通費の節約ポイント
- 屋台やフードコートを活用:安いし、タイならではの味に出会えます。
- タクシーはメーターを使うか、交渉制のトゥクトゥクは値段の相場に注意
- BTSや地下鉄をうまく乗りこなせば渋滞知らずで簡単に移動できる
屋台に挑戦するときは衛生面が気になるかも知れませんが、人が多く集まるお店や回転率の高いお店を
選ぶと、リスクはそこまで高くない印象です。地元のお客さんが多い場所は、味もお墨付きですよね。
具体的なコストシミュレーションとよくある予算オーバー原因

ここでは、ざっくりとした費用の例をご紹介しますので、目安としてご覧ください。
実際の費用サンプル:合計7万円プラン
- 航空券(LCC・ローシーズン):往復3万円
- 宿泊費(中級ホテル2泊):約1万円(1泊5,000円×2)
- 食費・交通費・観光費:2万円(屋台&公共交通メイン)
- お土産・雑費:1万円
合計:約7万円
私の友人は、ここからさらに「クラブやバーに行く」「スパを体験する」「ブランドショップで買い物する」
なんてプランを立てたら、軽く10万円超えたそうです。自分の欲望とお財布事情をうまくバランスさせるのが
難しいところ…(笑)。
追加費用がかさむポイントをチェック
- 高級レストランやバー巡り:1回の食事が数千円~1万円
- ブランド品ショッピング:値段はピンキリだけど、爆買いすると一気に上限突破
- アクティビティの追加:乗り物、ムエタイ観戦、高級スパなど、体験系は意外と高い
旅行先のテンションで「日頃頑張ってるから」と開き直るのもアリですが、
帰国後にクレジットカードの請求を見て真っ青…なんてことだけは避けたいです。
トラブル回避のための海外旅行保険とWi-Fi手配
- 海外旅行保険:2泊3日でもケガや防犯などのリスクはゼロではないので、加入しておくと安心です。
- Wi-FiレンタルやSIMカード:ネットがあれば、タクシー配車アプリや翻訳アプリなどが使えます。
迷子になったときもグーグルマップがあればどうにかなります。
個人的には、Wi-Fiが使えないときの不安感がすごいので、ちょっとお金をかけてでも
現地での通信環境は備えておくことをおすすめします。
快適な旅のためにおすすめのトラベルグッズ

短い旅でも、移動や途中はどうしても避けられないもの。 そんなシーンを少しでも快適に乗り切るために、
僕が「持っていって正解だった!」と素晴らしいグッズを紹介します。
機内や移動時間をサポートするネックピロー
座席で寝落ちして首がガクン…ってなったときのダメージ、地味に大きいですよね。
ネックピローを使うと頭や首をしっかり支えられるので、到着後の首コリが段違い。
折りたたみ式や空気で膨張するタイプなら場所も取りません。
長時間フライトでも疲れにくいフットレスト・アイマスク
- フットレスト:座席前に吊るすタイプなら、足を上げられてラク。
- アイマスク:特に夜便を利用するときやホテルの部屋が明るいときに重宝します。
私は昔、機内で快適に眠れず、現地にいて体力がガタ落ち…なんてことが起こりました。
アイマスク&フットレストで、快適な睡眠を確保するのは本当に大事です。
パッキングのコツ
- 圧縮ポーチ:衣類をコンパクトにまとめられるので、スーツケースがスッキリ。
- 仕分けバッグ:ガジェット類や下着など、カテゴリごとに分けると荷物の出し入れがスムーズ。
- 防水機能ポーチ:洗面道具や液体類をまとめて保管し、漏れた時の被害を極力抑えられます。
旅行先で「あれ…どこに入れたっけ?」とバッグをひっくり返す時間はもったいないですね。
まとめ:予算と快適さを両立させてタイ旅行を満喫しよう

2泊3日という限られたスケジュールでも、タイの魅力を味わうことは十分可能です。
- 旅の全体予算をイメージしながら、どこにお金をかけたいか決める
- パッケージツアーか個人手配か、自分の旅慣れ度合いや、希望する自由度で選ぶ
- オフシーズンやLCCを使うと、費用を大幅に節約できる可能性大
- スケジュールはあまり詰め込まないほうが、疲れにくく余裕をもって楽しめる
- ネックピローやアイマスクなどのトラベルグッズで移動時間を快適に
「限られた時間でも、思いっきり遊びたい!」という方も、「とにかく安く行きたい!」という方も、
ぜひ今回の情報を参考に、自分だけの最高のタイ旅行をデザインしてみてください。 実際に旅してみると、
「タイってこんなに安くて楽しいのか!」と目からウロコが落ちるかもしれないですね。